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パソコン修理・トラブル事例 パソコンが勝手に再起動する
使用中に突然パソコンの電源が切れて再起動してしまう故障にはいろいろな要因が考えられます。メモリーにエラーがある場合やハードディスクに問題がある場合、windowsのシステム自体に問題がある場合、ウィルスに犯されている場合などです。

メモリーにエラーがある場合
搭載されているメモリーが何らかの原因で故障した場合、使用中に突然電源が落ちてパソコンが再起動してしまうことがあります。メモリーはCPUで処理したデータをメモリーが受け取り更にそれをハードディスクに送り、またハードディスクからの処理をメモリーが受け取り、受け取ったデータをCPUに送るといった流れの中で使われている大切な部品です。
ですので、このメモリーにエラーが起きるとデータの処理が正常に行われず予期せぬタイミングでパソコンが再起動してしまいます。メモリーが原因かどうかはメモリーチェックツールというものがあるのでこれで調べればメモリーにエラーがあるのかどうかは判断できるのですが、メモリーだけの原因でなく複合的な要因でパソコンが再起動してしまう場合もあるので切り分け作業は厄介です。
ハードディスクに問題がある場合
ハードディスクはOSの入っている部分でして皆さんの大切な設定やデータもこの中に入っています。パソコンが起動している際はこの中のデータを読み書きすることでデータの受け渡し処理が行われていますので、このハードディスクに不良セクタ(ディスク上の物理的に破損したデータを読み書きできない領域)ができますと、その部分に書き込みを行った際やデータの読み出しを行った際に正常に処理できずパソコンが再起動してしまいます。
また、再起動までは行かなくともインターネットなどで調べ物をしている際に動作が緩慢になりフリーズした状態になることもあります。
軽微の不良セクタでしたらchkdskなどで改善する場合もございますが、大切なデータを失わないためにもなるべく早くデータをUSBメモリなどの別の場所に移しお修理されることをお勧めいたします。
windowsのシステム自体に問題がある場合
この場合はどこのシステムが破損したか調べなくてはいけないのですがなかなか上手くいくことはございません。仮に一時的に修復できたとしてもその後また使用しているうちに同じ症状が起きたりする場合や、最悪の場合修復に失敗してWindowsが起動しなくなってしまうこともございます。
マイクロソフトのサポートサイトにもfixitなどの修復ツールは提供されていますが改善する確立よりも改善しないことのほうが多いようにも思います。
ウィルスに犯された場合
最近ではご自身のパソコンにウィルスソフトをインストールされている方がほとんどと思いますのでなかなか出くわす機会はないかもしれませんがwindows xpの全盛期の時代に流行ったのが「シャットダウンします」というメッセージがでてきて再起動が突然始まるBlasterウィルスなどが流行ったことがあります。