レッツノートの各シリーズに使われているCPUファンは、パソコン自体が大変薄型でコンパクトに作られておりますのでファン自体も非常に薄型でコンパクトに作られています。
通常使用時に埃を吸い込みファンに埃が巻きついたり、長年の使用による経年劣化で機軸がずれたりしてCPUファンの回転数が落ちたり、異音がしたりと様々なトラブルが発生します。
異音と一口に言いましても表現がなかなか難しいのですが「ブーン」とか「ガリガリ」と言うように普段電源が入っている時にはしなかった明らかにおかしな音がします。
異音などが出ても気にせず使用していると内部が高温になりCPU自体の故障やCPU回りにある基盤のチップなどが影響をうけて最悪の場合は更なる故障を併発してしまう原因にもなります。今まで普通に使えていたレッツノートのCPUファンの辺りから明らかな異音が発生するということは設計された段階よりも明らかに機能が劣った状態になっているということです。
人間でいうと風邪をひいた状態で受験に挑むのはどうしても受けなくてはならない試験なので仕方のないことなのですが、足を骨折しているにもかかわらず長距離マラソンに出場するのはどうでしょうか。これと同じくらいパソコンにとってはその時も、その後も計り知れないダメージがあると考えてください。
パソコンにとってのCPUファンの役割はとても重要なものです。CPUとは日本語で中央処理装置と言われるのですがまさにパソコンの中枢、頭脳となる部分です。この部分を物理的に冷却する役目を果たしている部品ですのでいかに重要かはご理解頂けるかと思います。
CPUファンに異音がする段階ではまだ一応ファンは回っていますので少なからずCPUに対して冷却する役割は果たしているのですが通常の状態ではないので100%必要な冷却機能は果たしていません。ちょっとした操作ならすぐに特に大きな問題は置きませんがCPUに負荷がかかる使用をした場合は電源が強制的に落ちることとなります。これはこのままパソコンが稼働していたら熱を持ちすぎて危険だと判断しての強制シャットダウンになります。
このように使用している途中で強制的に電源が落ちますと一番ダメージを受ける部品はHDD(ハードディスク)となります。この部品はパソコンの故障うんぬんよりも大事な部品でしてお客様の今まで作られたデータや写真、アドレス帳などすべてのものが記憶されている装置です。運悪くこの強制的なシャットダウンにてハードディスクに最大のダメージがいった場合はハードディスクが壊れてしまいパソコンを起動できなくなってしまいます。
始まりはパソコンからのCPUファンの異音ですが最終的にはすべてのデータが消えてしまうということになりかねませんのでレッツノート本体からCPUファンの異音が発生した場合はすぐにお修理することをお勧めいたします。
弊社ではPanasonicのレッツノートをお使いのお客様はビジネス使用の方が多いため最短でのお修理対応を心掛けております。すべてのシリーズで一律価格にて行っておりますので下記に記載のないシリーズをお持ちのお客様もお気軽にご相談ください
レッツノートのCPUファンを交換するには、CPUファンの搭載場所がマザーボード(メイン基盤)の裏側に搭載されている為、パソコンを細部まで分解しないことには交換が行えない作りとなっております。動作確認の時間のことも考えますと最短でも弊社に午前中指定でお送り頂き当日の夕方にご返送となりますのでご了承下さい。
